それぞれ本当の心地よさを追求する。
元はアパート3室だったフロアをひとつの居住空間にして住んでいましたが、間取りや作りの不便さなどを解消すべく、娘家族との二世帯住宅を前提にリフォーム依頼しました。
1階は親世帯。もともと勝手口だった部分に玄関を設け、玄関だった部分は3連の引き戸にして車椅子での出入りも容易に。たたきをなくしてバリアフリー化。リビングから続くスペースとして、生活空間が広くなりました。
リビングは玄関を移動したことで広々とした空間に。淡い色の漆喰の影と天然木の床により、明るい印象になりました。お孫さんたちが元気に遊ぶスペースとなりました。
2階の子世帯は、深いブラウンのフローリングに白を基調とした壁とブルーグレーのアクセントが、シックでモダンな空間に仕上がりました。
子供部屋は黄緑の壁面でポップな印象に。元気な兄弟の明るいお部屋に仕上げました。
寝室はタップリと収納できるクローゼットを設け、壁面もパープルがアクセントになっていて女性のセンスが活かされた空間に。
キッチンは長時間の台所仕事でも疲れにくい高めの設定。大容量のシンクに収納もたっぷり。
老後のためにも段差はなんとかしたかったのですが、坂道に建っている難しい条件の中でよくやっていただきました。
広く明るくなって、二人の娘の家族が遊びに来ても、ゆっくり過ごせます。
孫たちの面倒を見るのは大変だけれど、にぎやかで楽しくもあります。
通常の二世帯住宅とちがって、1階と2階できっちり分かれているので、気兼ねすることもなく、お互い程よい距離感で暮らしています。(親世帯H様)
工事中は3階に仮住まいし、その間にどんどんリフォームが出来上がる様を見て、楽しみでなりませんでした。
いろいろわがままを言わせてもらいましたが、ほぼ思い通りにカタチにしてくれてとても感謝しています。家族もみんな大満足です。(子世帯D様)