それぞれ本当の心地よさを追求する。
ライフステージの変化とともに、何度かリフォームを繰り返してきた50代のご夫婦。今回は、「これから過ごす時間を明るく心地よく過ごしたい。そして最後のリフォームにしたい」というお二人の思いから始まりました。
お料理好きで多くの蔵書をお持ちのご主人様は、キッチンと書斎に拘りを。
お仕事を忙しくこなしながら多趣味で社交的な奥様からは、「お家でのんびり過ごしたい。お着物を着る畳スペースがほしい」とのご要望。
マイペースで学生生活を楽しんでいるお嬢様は、「大好きな家族と一緒に過ごす空間が好き」と明るく答えてくれました。
お仕事がお忙しいご夫妻とお打ち合わせできるのが、月に1度程度。スローペースで始まったお打ち合わせも、方向性が決まってからは、あっという間にプランがまとまりました。
極力間仕切りをなくし、家族の気配を常に感じて過ごすことが一番のご希望。広いスパンを確保するための構造補強は入念に行いました。
LDKを広く、その一部に畳空間を設えました。畳の下は収納として使え、お着物収納に。地方勤務の息子さんが帰られた時のベッド代わりになることも。限られたスペースを有効的に使う工夫をしています。
キッチンの背面は超充実収納。明るくなったキッチンの使い勝手も上々と、ご主人に気に入っていただいています。
お引っ越し後にお招きいただきごちそうになった、ご主人様特製「アヒージョ」の味が忘れられません。